寄附講義

講義名

特殊講義「アセットマネジメントの理論と実務」 平成25年度1学期 

概要

日本投資顧問業協会・投資信託協会からのご協力により、 外部講師をお招きして学生向けの講義を行いました。

○担当教員(コーディネーター):大阪大学経済学研究科 太田 亘 教授

開催日時/場所

下記の日程の水曜日3限(13:00-14:30)/ 大阪大学豊中キャンパス 法経講義棟2階4番教室

カリキュラム

回/
開催日
カリキュラム 講義の概要 講師
第1回 /
4.17
アセットマネジメントとは
(オリエンテーション)
○資産運用の歴史的経緯、機能、社会的位置付
○アセット・マネジメントにおける受託者責任、運用哲学等
フィデリティ・ジャパン・ホールディングス㈱
取締役副会長 蔵元 康雄 氏
第2回 /
4.24
投資資産(株式、債券)のリスクとリターン ○金融資本市場とコーポレートファイナンス
○株式・債券の投資手法と運用スタイル
○株式・債券のリスク・リターン特性
イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
代表取締役 山口 勝業 氏
第3回 /
5.8
アセットアロケーションと
分散投資
○ポートフォリオ構築の理論と実践
○リスク許容度別ポートフォリオ選択
○リスクマネジメントの実務
ノーザン・トラスト・グローバル・インベストメンツ㈱
エグゼクティブ・アドバイザー
山田 正次 氏
第4回 /
5.15
REIT、不動産証券化商品 ○新たな商品としてのリート
○リート市場の推移と現状
○リート市場の今後の展望
三菱商事UBS・REALTY㈱
前代表取締役副社長
向井 稔 氏
第5回 /
5.22
投資信託 ○投資信託(主に証券投資信託)の仕組み、
特性、種類等
○資産運用における投資信託活用のポイント
シンクタンク・ソフィアバンク
副代表
藤沢 久美 氏
第6回 /
5.29
社会的責任投資
○社会的責任投資とは
○SRIファンドの運用の実際
○SRIファンドの今後の課題
三井住友信託銀行㈱
株式運用部
SRIファンドマネージャー
山田 栄一 氏
第7回 /
6.5
ヘッジファンド ○オルタナティブ投資の代表であるヘッジファンドの概要
○代表的な運用手法、主なプレーヤー、グローバルな動向
㈱エー・エム・シー
専務取締役
寺本 名保美 氏
第8回 /
6.12
ファンドマネージャー・アナリストの業務 ○ファンドマネージャー、アナリストの業務の
実態
○ファンドマネージャー、アナリストに求められる資質
TMインベストメント㈱
代表取締役
(野村アセットマネジメント㈱
前チーフインベストメントオフィサー)
水野 隆秀 氏
第9回 /
6.19
金融デリバティブ取引 ○金融デリバティブ取引の種類や活用方法等 東京海上アセットマネジメント投信㈱ 
執行役員 河西 洋文 氏
第10回 /
6.26
投資資産の種類と
グローバル・マーケットの動向
○証券市場の概要
○マクロ経済分析の基本
○投資資産(株式、債券等)のグローバル・
マーケットの動向
○国際分散投資の効用
DIAMアセットマネジメント㈱
チーフエコノミスト
小出 晃三 氏
第11回 /
7.3
日本の年金制度の動向と
資産運用
○日本の年金制度の概要と企業年金を取り巻く
環境変化
○年金の資産運用の実務
ブラックストーン・グループ・ジャパン 特別顧問
(元企業年金連合会常務理事)
鹿毛 雄二 氏
第12回 /
7.10
資産運用業とコンプライアンス ○コンプライアンスとは何か
○受託者責任 ― 対顧客
○インサイダー等の不法行為 ― 対市場
○検査・監視、自主規制
日本投資顧問業協会
副会長専務理事
(元証券取引等監視委員会 事務局長)
長尾 和彦 氏
第13回 /
7.17
アセットマネジメント・ビジネスの今後の展望
(経営者が語る)
○経営者から見た資産運用業について
○グローバルに見た資産運用業界と日本の将来性
○金融商品取引法について
y2eコンサルティング
代表 工藤 雄二 氏

*記載している肩書きは、講義当時のものです。
*3、4年次以上配当の講義です。履修を希望する学生は、大学の手続きに従って登録してください。

このページの上部へ戻る