寄附講義
講義名
特殊講義「アセットマネジメントの理論と実務」 2022年度春夏学期
概要
日本投資顧問業協会からのご協力により、
外部講師をお招きして学生向けの講義を行いました。
○担当教員(コーディネーター):大阪大学大学院経済学研究科 太田 亘 教授
開催日時/場所
下記の日程の水曜日3限(13:30-15:00)/
オンライン:授業支援システムCLE内にてリアルタイム配信
対面 :大阪大学豊中キャンパス 法経講義棟3階5番教室
回/ 開催日 |
カリキュラム | 講義の概要 | 講師 |
---|---|---|---|
第1回 / 4.13 |
投資資産(株式、債券)の リスクとリターン |
○金融資本市場とコーポレートファイナンス ○株式・債券の投資手法と運用スタイル ○株式・債券のリスク・リターン特性 |
イボットソン・アソシエイツ・ ジャパン(株) チーフ・インベストメント・オフィサー 小松原 宰明 氏 |
第2回 / 4.20 |
アセットアロケーションと 分散投資 |
○ポートフォリオ構築の理論と実践 ○リスク許容度別ポートフォリオ選択 ○リスクマネジメントの実務 |
前ノーザン・トラスト・グローバル・インベストメンツ(株) アドバイザリィ・ボード・メンバー 山田 正次 氏 |
第3回 / 4.27 |
ヘッジファンド | ○オルタナティブ投資 ○ヘッジファンドの概要 ○代表的な運用手法、主なプレーヤー、 グローバルな動向等 |
あいざわアセットマネジメント(株) 代表取締役社長 白木 信一郎 氏 |
第4回 / 5.11 |
PE(プライベート・エクイティ)投資 | ○PE投資とは ○意外に身近なPE投資案件 ○PEファンドの収益源泉と日常 |
ティーキャピタルパートナーズ(株) 取締役社長 マネージング・パートナー 佐々木 康二 氏 |
第5回 / 5.18 |
不動産の証券化 | ○日本の不動産市場の概要 ○不動産証券化市場 ○リート市場の推移と現状 ○リート市場の今後の展望 |
三菱商事UBS・REALTY(株) 元代表取締役副社長 向井 稔 氏 |
第6回 / 5.25 |
投資信託 | ○投資信託(主に証券投資信託)の 仕組み、特性、種類等 ○資産運用における投資信託活用のポイント |
(株)国際社会経済研究所 理事長 藤沢 久美 氏 |
第7回 / 6.1 |
責任投資/ESG投資 | ○責任投資とは ○ESGとは ○責任・ESG投資の動向、実務、課題 |
三井住友トラスト・アセットマネジメント(株) シニアファンドマネージャー 杉原 邦幸 氏 |
第8回 / 6.8 | 金融デリバティブ取引 | ○金融デリバティブ取引の種類や活用方法等 | 東京海上アセットマネジメント(株) 国際事業本部エコノミスト 河西 洋文 氏 |
第9回 / 6.15 |
投資資産の種類とグローバル・マーケットの動向 | ○証券市場の概要 ○マクロ経済分析の基本 ○投資資産(株式、債券等)の グローバル・マーケットの動向 ○国際分散投資の効用 |
アセットマネジメントOne(株) 運用本部 調査グループ チーフエコノミスト 小出 晃三 氏 |
第10回 / 6.22 |
ファンドマネージャー・ アナリストの業務 |
○ファンドマネージャー、 アナリストの業務の実態 ○ファンドマネージャー、 アナリストに求められる資質 |
野村アセットマネジメント(株) 常務執行役員グローバルビジネスユニット長 荻原 亘 氏 |
第11回 / 6.29 | 金融商品取引法と アセットマネジメント |
○金商法の目的 ○金商法と資産運用会社 ○行為規制等 |
アセットマネジメントOne(株) 常務執行役員リスク管理本部長 村岡 佳紀 氏 |
第12回 / 7.6 |
株主によるガバナンスと 企業行動・企業価値 |
○株主とコーポレートガバナンス ○ガバナンスが企業行動・企業価値に与える影響 |
(株)日本投資環境研究所 SRコンサルティング部 シニア・コンサルタント 加藤 栄治 氏 |
第13回 / 7.13 |
自主規制とコード |
○法令、自主規制、コードの違い |
日本投資顧問業協会 副会長 岡田 則之 氏 |
第14回 / 7.20 | 会社の見方 | ○上場企業の収益と株価の長期推移と対米比較 ○日本の組織構造と株式投資における 企業分析の視点 ○株式市場の長期展望と 資産形成における位置付け |
国際基督教大学 理事長特別補佐・基金担当理事 新井 亮一 氏 |
第15回 / 7.27 | 日本の代表的なアセット オーナーとその資産配分の 現状と課題 |
○日本のアセットオーナー(企業年金、 |
レオス・キャピタルワークス(株) 未来事業室金融包摂担当部長 (前大阪ガス企業年金 資産運用担当部長) 石田 英和 氏 |
*記載している肩書きは、講義当時のものです。
*3、4年次以上配当の講義です。履修を希望する学生は、大学の手続きに従って登録してください。