経済学のセンスを磨く


大竹文雄


  




















   発行:日本経済新聞出版社
     日経プレミアシリーズ
   定価:本体890円+税
     (全217ページ)
   ISBNコード:978-4-532-26274-7
   発行: 2015年5月8日
<目次> <書評>


< 目 次 >
  まえがき                                                                  
第1章 なぜ農家はレタスを処分するのか
1 レタスを処分する農家の写真の意味
2 もし宝くじに当たったら
3 千両みかんの経済学
4 オリンピックの意外な経済効果
5 ボーダーラインが生死に影響?
第2章 情けは人のためならず
1 ○○をしていないのはあなただけです
2 利他性と経済学
3 「情けは人のためならず」と豊かさ
4 体罰の有効性の錯覚は「平均への回帰」が理由
5 よく知っているものを選ぶかどうかは遺伝で決まっている?
第3章 軽減税率はお金持ちに有利?
1 給与明細から税金を考える
2 消費税の逆進性を考える
3 軽減税率はなぜ人気なのか?
4 社会保険料を負担しているのは誰?
5 損失回避と財政破綻
6 高齢者雇用と年金支給開始年齢
7 法人税減税論議で欠かせない視点
第4章 教育の思わぬ効果
 1 大学が多すぎる?
2 大卒者は過剰なのか?
 3 教育の効果を測ることの難しさ
4 教育現場でインセンティヴ
5 反競争的な教育が助け合いを減らす?
6 高齢化が起業を減らす
7 企業の利益と一般国民の利益は乖離してきているのか?
8 賃上げと政労使協議の意味




< 書 評 >

・『日本経済新聞』2015年5月21日夕刊.

・『日本経済新聞/ガイド』2015年5月25日朝刊

・『週刊東洋経済/新刊新書サミング・アップ』2015年5月30日号、p120.

・前田裕之氏『日本経済新聞/活字の海で』「「非合理」に踏み込む経済学」2015年6月28日朝刊

・小峰隆夫氏『週刊エコノミスト』「「経済学的センスは役立つ」平易な例で説得的に解説」2015年7月7日号P56-57.