正 誤 表

『スタディガイド入門マクロ経済学(第4版)』
(大竹文雄著、日本評論社、2001年3月刊)

誤植の一覧です。申し訳ありません。他にもございましたら著者までメールでお知らせ頂ければ幸いです。



  91ページ解答(2) 下から6行目

500=1/5Y+(425+5r)  →  500=1/5Y+(425−5r)



 155ページ下から9行目




 177ページ 8行目

  
短期のフリップス曲線が右上がり → 右下がり


 186ページ 「期間別に見た経済成長要因の」のグラフ

  
1991〜1996年の資本ストックと労働投入量が逆


 188ページ 下から2行目、及び5行目
  
 K → 



(以下は2004年2月10日発行の 4刷では訂正済みです)

 7ページ 下4行目
 D = 5 - 0.05P → D = 15 -0.05P

 8ページ <●曲線上の移動と曲線自体のシフト>9行目
 点からC点への移動で → A点からC点への移動で

29ページ 7行目 3.の中程
 生産された価値 → 生産された付加価値

 32ページ例題2の解答
   (2) 財政赤字(G−T)と貿易・サービス収支黒字(EX−IM)の和は民間部門の貯蓄超過(S−I)に等しいから 民間貯蓄超過=(財政赤字)+         (貿易・サービス収支黒字) =10+7=17兆円

                     ↓

  (2)財政赤字(G−T)と貿易・サービス収支黒字(EX−IM)および海外からの純要素所得の和は民間部門の貯       蓄超過(S−I)に等しいから
        民間貯蓄超過=(財政赤字)+(貿易・サービス収支黒字)+(海外からの純要素所得) 
             =10+7+522兆円

  
 (3)民間部門の貯蓄(S)は、民間部門の可処分所得(YD)から民間消費(C)を引いて求められる。
     民間貯蓄(S)=民間部門の可処分所得−民間消費=370−300=70
     S−I=民間貯蓄超過=(財政赤字)+(貿易・サービス収支黒字)=
17
     であるから、民間純投資I=S−17=70−1753

     民間粗投資=民間純投資+固定資本減耗=5380133兆円

                                            ↓
(3)民間部門の貯蓄(S)は、民間部門の可処分所得(YD)から民間消費(C)を引いて求められる。
     民間貯蓄(S)=民間部門の可処分所得−民間消費=370−300=70
     S−I=民間貯蓄超過=(財政赤字)+(貿易・サービス収支黒字)+(海外からの純要素所得)=22
     であるから、民間純投資I=S−22=70−22=48
     民間粗投資=民間純投資+固定資本減耗=48+80=128兆円

(4)GDP=民間消費+民間粗投資+政府支出+貿易・サービス収支であるから、  495=300+133政府支出G+7   55兆円
                             
(4)GDP=民間消費+民間粗投資+政府支出+貿易・サービス収支であるから、
     495=300+128+政府支出+7
     政府支出=60兆円

 38ページ 解答例1の1行目
 ・サービス収支 → 貿易・サービス収支

 59ページ 解答(2)最終行
  105 - (10+36) = 59(兆円) → 105 - (10+84) = 11(兆円)

 63ページ 3.(1)の6行目
 Y = 214 → Y ≒ 214

  64ページ 下から3行目から65ページ6行目

  「図で、当初の貯蓄関数がSで表されるとき、均衡国民所得は、I+Gの水平線との交点のYで決定される。つぎに、人々が、消費を減らし、貯蓄を増やそうとして、cあるいはcを低下させることになったとする。すると、貯蓄関数は、Sのように上にシフトする。このとき、均衡国民所得は、YからYに低下している。貯蓄は、国民所得の増加関数であるから、国民所得の低下とともに、新しい均衡では、貯蓄が以前よりも減っている。これが、「貯蓄のパラドックス」である。これは、総需要が国民所得を決めるという状況にあるので、需要項目の一つである消費を減らしてしまうと、総需要が低下して国民所得も低下するためである。

               ↓

「図で、当初の貯蓄関数がSで表されるとき、均衡国民所得は、I+Gの水平線との交点のYで決定される。つぎに、人々が、消費を減らし、貯蓄を増やそうとして、cあるいはcを低下させることになったとする。すると、貯蓄関数は、Sのように上にシフトする。もし、S2に貯蓄関数がシフトしても所得水準がY1のままであれば、貯蓄は増加する。しかし、貯蓄関数が上にシフトした時、Y1はもはや均衡国民所得ではない。均衡国民所得は、Y1からY2に低下する。結局、貯蓄の水準は、もとの貯蓄関数(S1)の時の貯蓄と全く同じである。45度線のモデルでは、外生変数である投資と政府支出に内生変数である貯蓄が等しくなるように国民所得が決定されることになる。したがって、貯蓄を増やすような人々の行動の変化は、国民所得の低下によって調整されて、結果としての貯蓄は増えない。これが、「貯蓄のパラドックス」である。総需要が国民所得を決めるという状況にあるので、需要項目の一つである消費を減らしてしまうと、総需要が低下して国民所得も低下するためである。

70ページ 「よくある疑問D」下2行目
 
動性の確保 → 流動性の確保

 77ページ 問題5の3行目
 8.3兆円 → 8.4兆円

 78ページ 問題6の(6)
 r = 0.5 → r = 0.05

 84ページ (IS曲線の導出)の右下の最後の式の第1項の分子
 a + cO + G + NX → a + cO - c1T + G + NX

 93ページ (5)の5行目
 GNP470兆円 → GDP470兆円

 102ページ ヒントの(1)の2行目
 動性のわな → 流動性のわな

 111ページ確認問題解答5
 @ → A

  159ページ、10行目
   完全雇用GPの水準で垂直になり → 完全雇用GDPの水準で垂直になり

173ページ、7行目
  マクロ経済が、 → マクロ経済が、

205ページ、下から9行目
   ln(510)ln500=   → 

206ページ、最下行に追加

  →
  →

  ここで、  と表すと
  →