日本の所得格差と社会階層
樋口美雄+財務省財務総合政策研究所 編著
出版:日本評論社 定価:本体3200円+税 ページ数:270ページ ISBNコード:4-535-55360-2 発行:2003年12月10日 |
<目 次> <執筆者一覧> <書 評> |
はじめに 樋口美雄 | |
「社会階層・意識に関する研究会」メンバー | |
序章 樋口美雄 | |
第T部 社会階層・格差についての現状と動向 | |
第1章 所得格差の拡大はあったのか 大竹文雄 | 03 |
第2章 日本における資産格差 太田 清 | 21 |
第3章 パネルデータに見る所得階層の固定性と意識変化 | 45 |
樋口美雄・法專充男・鈴木盛雄・飯島隆介・川出真清・坂本和靖 | 27 |
第4章 階層再生産の神話 盛山和夫 | 85 |
第5章 社会階層と階層意識の国際比較 石田 浩 | 105 |
第U部 各視点から見た格差と階層化 | |
第6章 教育における階層格差は拡大しているか | |
-社会的セーフティネットとしての公教育の政策課題 |
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苅谷剛彦 | 129 |
第7章 劣化する若年と自営業の所得構造 玄田有史 | 145 |
第8章 階層格差が若者の心理・行動に与える影響について 山田昌弘 | 169 |
第9章 格差/平等論と社会政策の改革 | |
−ジェンダー視点から 大沢真理 | 187 |
第10章 消費の現場と階層意識 関澤英彦 | 205 |
70 | |
第V部 社会階層・格差と社会のあり方 | 88 |
活力ある社会のために | |
第11章 規制改革を通じた公平性の確保 八代尚宏 | 225 |
第12章 なぜ所得格差が問題か | |
−今後のリサーチの方向についての試論 猪木武徳 | 245 |
索引 | 265 |
<執筆者一覧(執筆順)>
樋口美雄(ひぐち・よしお):慶応義塾大学商学部教授
大竹文雄(おおたけ・ふみお):大阪大学社会経済研究所教授
太田 清(おおた・きよし):政策研究大学院大学教授
法專充男(ほうせん・みつお):財務省財務総合政策研究所研究部主任研究官
飯島隆介(いいじま・りゅうすけ):日商岩井株式会社人事総務部第1課主任
(元財務省財務総合政策研究所研究部研究員)
川出真清(かわで・ますみ):新潟大学経済学部助教授
(元財務省財務総合政策研究所研究部研究官)
坂本和靖(さかもと・かずやす):一橋大学大学院経済研究科博士課程
盛山和夫(もりやま・かずお)東京大学大学院人文社会系研究科教授
石田 浩(いしだ・ひろし):東京大学社会科学研究所教授
苅谷剛彦(かりや・たけひこ):東京大学大学院教育学研究科教授
玄田有史(げんだ・ゆうじ):東京大学社会科学研究所助教授
山田昌弘(やまだ・まさひろ):東京学芸大学教育学部助教授
大沢真理(おおさわ・まり):東京大学社会科学研究所教授
関澤英彦(せきざわ・ひでひこ):博報堂生活総合研究所長
八代尚宏(やしろ・なおひろ)日本経済研究センター理事長
猪木武徳(いのき・たけのり):国際日本文化センター教授
<書 評>