シンポジウムやその他講演会

演題

グローバル・マネジメント・フォーラム -境界なき場の創出-

開催日時/場所

平成20年3月6日~8日の3日間 / JICA国際会議場および毎日インテンシオ

概要

 このフォーラムは大阪外国語大学と大阪大学との統合を機に、経済学研究科で経営学系専攻内に、修士課程コースとして新たに「グローバル・マネジメント・コース」を開設したのを記念して経済学研究科と共催したものですが、予想を上回る参加者に関係者一同喜びと同時に、新たしいコースへの責任の重さを実感しています。

 初日は、「環境をマネジメントする-境界を溶かす-」2日目は、「異文化とコミュニケーションする-身近な他者との対話-」最終日は「多様性をマネジメントする-グローバリゼーションの実践-」と外部からの講師陣は多彩な顔ぶれで、研究科のスタッフを交えてグローバル社会のなかでのマネジメント問題を広い視点から議論していただきました。この会が、「多様性とボーダレスな状況を日々マネジメントしている方々と共に、21世紀をしなやかに生きるための戦略を考え、実感する場」となったと確信しています。

第1日目「環境をマネジメントする-境界を溶かす-」

「中心のないネットワークで世界を溶かす」 飯島 博 氏(NPO法人 アサザ基金 代表)
「地域環境学のすすめ」 佐藤 哲 氏(長野大学 教授, 生態学者)
「里山(SATOYAMA)を世界に」 村田 真一 氏(NHK チーフプロデューサー)
「熱帯雨林の違法伐採を止める」 西岡 良夫 氏(ウータン・森の生活を考える会)
「太鼓が地域と地球をつなぐ」 菅野 敦司 氏(鼓童文化財団 事務局長)
「内モンゴル緑化のための起業」
*第1日目のテーマに属しますが、第2日目午前に実施。
坂本 毅 氏(元・青年海外協力隊)
「南シベリアと微生物に学ぶ共生」
*第1日目のテーマに属しますが、第2日目午前に実施。 
等々力 政彦 氏(民族音楽家, 微生物学者)
第1日目に予定されていた「南米の音楽・民族と文化の融合」:千葉 泉 氏(大阪大学人間科学研究科 教授)はスピーチはなしとし、各スピーチの後に、中南米の歌と音楽によるコメントを披露するスタイルを採った。


第2日目「異文化とコミュニケーションする-身近な他者との対話-」

「小さな巨人シンガポールの底力」 亀田 尚己 氏(同志社大学 教授)
「コミュニケーションギャップのその先」 赤木 攻 氏(元・大阪外国語大学 学長)
「香港人の目から見た日系企業」 王 向華 氏(香港大学 准教授)

  

第3日目「多様性をマネジメントする-グローバリゼーションの実践-」
●スピーチ

「中国人との間合い・天津伊勢丹の秘密」 稲葉 利彦 氏(元・天津伊勢丹 総経理, (株)セレスポ 副社長)
「松下グループの中国事業展開」 青木 俊一郎 氏(元・松下電器中国 総経理, 日中経済貿易センター 理事長)
「海外進出の失敗事例その原因と対応策」 久島 幸雄 氏(双日プラネット(株) 法務・リスク管理部長)

●コメント
呉 松 氏(中国大使館科学技術部 一等書記官)

●パネル討論
(司会) 浅田 孝幸 氏(グローバルマネジメントコース 教授)
(コーディネーター) 小林 敏男 氏(同 上)
(ディスカッサント) 高山 正樹 氏・高橋 伸光 氏(同 上)
許 衛東 氏・深尾 葉子 氏(グローバルマネジメントコース 准教授)

*記載している肩書き、プロフィールは、講演当時のものです。

会場風景

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