• 科目名：理論会計分析 　　
• 対象：大阪大学大学院経済学研究科 　　
• 日時：前期月曜4限 　　
• 教室：多目的室→Zoomによる講義

連絡事項（日付は書き込んだ日です）

• [08/03/2020] 　　　　
  • 最終課題（課題#8(2)）の解答を掲載しました。少し誘導のための問題が分かりにくかったかもしれません。均衡が正しければ，途中はあまり重要ではありません。これにて理論会計分析2020は終了です。お疲れさまでした。 　　　　
• [07/27/2020] 　　　　
  • 第15回のスライド（パスワードあり）を掲載しました。
  • 最終課題（課題#8(2)）の提出締切は8月2日日曜日24時とする。その後に解答をアップします。 　　　　
• [07/19/2020] 　　　　
  • 課題#7の解答を掲載しました。 　　　　
• [07/13/2020] 　　　　
  • 第14回のスライド（パスワードあり）を掲載しました。
  • "We show that these endogenously determined prices are inconsistent with the assumed prices in Verrecchia (1983) when the manager elects to not disclose."を示した論文が出てきませんでしたが，Jorgensen and Kirschenheiter (2015, CAR)でした。
  • 第14回のスライドその2（パスワードあり）を掲載しました。 　　　　
• [07/11/2020] 　　　　
  • 課題#6の解答を掲載しました。 　　　　
• [07/06/2020] 　　　　
  • 第12回のスライド（パスワードあり）を2つ掲載しました。 　　　　
• [06/29/2020] 　　　　
  • 第11回のスライド（パスワードあり）を2つ掲載しました。 　　　　
• [06/20/2020] 　　　　
  • 課題#5の解答を掲載しました。 　　　　
• [06/19/2020] 　　　　
  • 第10回のスライド（パスワードあり）を1つ掲載しました。 　　　　
• [06/15/2020] 　　　　
  • 第9回のスライド（パスワードあり）を2つ掲載しました。授業後にスライドを修正して再度掲載しました。 　　　　
• [06/07/2020] 　　　　
  • 第8回の追加スライド（パスワードあり）を掲載しました。 　　　　
• [05/25/2020] 　　　　
  • 第6回数値例（パスワードあり）を掲載しました。 　　　　
• [05/16/2020] 　　　　
  • トピック#2以降の予定を変更しました。[05/18/2020]の授業時に説明します。
  • 第5回ノート（パスワードあり）を掲載しました。
  • 第6-7回ノートを掲載しました。 　　　　
• [05/06/2020] 　　　　
  • 授業の正式名称は「会計理論分析」ではなく，「理論会計分析」でした。失礼しました。
  • トピック#2以降を決定しました。進捗スピードにより内容の変更の可能性はあります。
  • 第4回スライド（パスワードあり）を掲載しました。 　　　　
• [04/27/2020] 　　　　
  • 第3回スライド（パスワードあり）を修正・更新しました。 　　　　
• [04/20/2020] 　　　　
  • 第2回ノート（パスワードあり）を修正・更新しました。 　　　　
• [04/19/2020] 　　　　
  • 第2回スライド（パスワードあり）を掲載しました。 　　　　
• [04/11/2020] 　　　　
  • 予定を更新しました。スライド・ノートは今のところ「パスワードあり」です。 　　　　
• [03/16/2020] 　　　　
  • このページを作成しました。 　　　　　　
  • レジュメは気が向いたらアップします。 　　　　

講義内容メモ・予定

• 授業で取り上げるトピック候補 　　
  • トピック#1：利益マネジメント 　　　　
  • トピック#2：企業価値評価 　　　　
  • トピック#3：会計情報を用いたアセットプライシング 　　　　
  • トピック#4：情報開示 　　　　
  • トピック#5：戦略的監査論 　　

回数	内容	資料
1	イントロダクション 確率統計に関する準備	シラバス/補足資料 スライド/数学付録
2	トピック#1：基本モデル，FV2000モデル	ノート（更新）/スライド
3	トピック#1：FV2000モデル	スライド
4	トピック#1：FV2000の応用研究	スライド
5	トピック#1：DS2004モデル	ノート（追加）
6	トピック#2：企業価値評価(1)	企業価値評価スライド(1)-(3) 企業価値評価スライド(4) 企業価値評価スライド(6) 企業価値評価・数値例
7	トピック#2：企業価値評価(2)	↑上記スライドの続き
8	トピック#2：企業価値評価(3)	↑上記スライドの続き 会計数値に基づく現在価値関係スライド
9	トピック#2：企業価値評価(4) トピック#3：会計情報を用いたアセットプライシングのための準備	企業価値評価スライド(5) 課題#5の解答/解説スライド スライド
10	トピック#3：会計情報を用いたアセットプライシング(1)	スライド
11	トピック#3：会計情報を用いたアセットプライシング(2)	スライド Penman and Zhang (2020; JAE)スライド
12	トピック#4：情報開示(1)	スライド
13	トピック#4：情報開示(2)	↑上記スライドの続き 課題#6の解答
14	トピック#4：情報開示(3) トピック#4（追加）：資本市場における情報開示モデル	スライド 課題#7の解答NEW!! スライドNEW!!
15	トピック#5：戦略的監査論（&トピック#1：DS2004の応用研究）	課題#8(1)の解答（口頭で説明） 課題#8(2)の解答 スライド

補足資料・情報

• トピック#1：利益マネジメント
• トピック#2：企業価値評価 　　
  • 授業で簡単に紹介した対数線形モデルについては，こちらのページに論文へのリンクがあります。 　　
• トピック#3：会計情報を用いたアセットプライシング
• トピック#4：情報開示
• トピック#5：戦略的監査論（&DS2004の応用研究） 　　
  • 戦略的監査論の基礎については，太田康広, 2020. 「会計監査はペニー合わせ」『企業会計』第72巻第8号, pp.75-79.を参照のこと。 　　

授業時に主として参照する予定の文献

• トピック#1：利益マネジメント 　　　　
  • FV2000: Fischer, P. E., and R. E. Verrecchia, 2000, "Reporting Bias," The Accounting Review 75(2), pp. 229-245.
  • FZZ2018: Ferri, F., R. Zheng, and Y. Zou, 2018, "Uncertainty about Managers' Reporting Objectives and Investors' Response to Earnings Reports: Evidence from the 2006 Executive Compensation Disclosures," Journal of Accounting and Economics 66(2-3), pp. 339-365.
  • DS2004:Dye, R. A. and S. S. Sridhar, 2004, "Reliability-Relevance Trade-Offs and the Efficiencyof Aggregation," Journal of Accounting Research, Vol. 42, No. 1, pp. 51–88.
  • BGM2019: Beyer, A., I. Guttman, and I. Marinovic, 2019, "Earnings Management and Earnings Quality: Theory and Evidence," The Accounting Review 94(4), pp.77-101. 　　　　
• トピック#2：企業価値評価 　　　　
  • Lai2020: Lai, C., 2020, "A Note on a Framework for Valuation Ratios based on Fundamentals," Contemporary Accounting Research, forthcoming. 　　　　
• トピック#3：会計情報を用いたアセットプライシング 　　　　
  • LCE2013: Lyle, M. R., J. L. Callen, and R. J. Elliott, 2013, "Dynamic Risk, Accounting-based Valuation and Firm Fundamentals," Review of Accounting Studies 18(4), pp. 899-929. 　　　　
  • PZ2020: Penman, S. H. and X-J. Zhang, 2020, "A Theoretical Analysis Connecting Conservative Accounting to the Cost of Capital," Journal of Accounting and Economics. 69(1), pp. 1-25. 　　　　
• トピック#4：情報開示 　　　　
  • Verrecchia1983: Verrecchia, R. E., 1983, "Discretionary Disclosure," Journal of Accounting and Economics 5, pp. 179-194.
  • Dye1985: Dye, R. A, 1985, "Disclosure of Nonproprietary Information," Journal of Accounting Research 23(1), pp. 123-145.
  • JK1988: Jung, W.-O, and Y. K. Kwon, 1988, "Disclosure When the Market Is Unsure of Information Endowment of Managers," Journal of Accounting Research 26(1), pp. 146-153.
  • （追加）Kyle1985: Kyle, A. S., 1985, "Continuous Auctions and Insider Trading," Econometrica 53(6), pp. 1315-1335. 　　　　
• トピック#5：戦略的監査論 　　　　
  • PST2019: Patterson, E. R., J. R. Smith, and S. L. Tiras, 2019, "The Interrelation between Audit Quality and Managerial Reporting Choices and Its Effects on Financial Reporting Quality," Contemporary Accounting Research, 36(3), pp. 1861-1882. 　　　　

参考ウェブサイト

• 椎葉主催の研究会：HARS (Handai Accounting Research Seminar) 　　　　
• What is accounting research? (Brigham Young University) 　　　　
• Prof. Jeremy Bertomeu, UC San Diego, Accounting Ph.D. seminar 　　　　
• Prof. Steven J. Huddart, Penn State University, ACCTG 597E Research Seminar in Analytical Models 　　　　
• Prof. Robert M. Bushman, University of North Carolina, PhD Seminar