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実証会計・ファイナンス
Rによる財務・株式データの分析

S1はじめに

『実証会計・ファイナンス』表紙

本サイトは,笠原晃恭・村宮克彦『実証会計・ファイナンス — Rによる財務・株式データの分析』(新世社,2022年)のサポートサイトです.本書で用いるデータとRコード,理解を深める補足説明を提供しています.

本サイトのコンテンツは,CC BY-NC-ND 4.0 の下で提供されています.

正誤表

第4刷までの訂正

本書に以下の誤りがありました.お詫びして訂正いたします.
本の頁と該当箇所を確かめながら,「誤」に示した記載を「正」の内容に読み替えてください.

刷は巻末の奥付で確認できます.

第2〜第4刷で修正した全41件を,頁順に掲載しています.

41件
「正」の赤字は訂正箇所を示します.
頁該当箇所誤本の記載正訂正後
30頁図1.11
純金融資用
純金融費用
60頁図2.7
μP=RF+μA−RFσA\(\mu_P = R_F + \dfrac{\mu_A - R_F}{\sigma_A}\)
μP=RF+μA−RFσAσP\(\mu_P = R_F + \dfrac{\mu_A - R_F}{\sigma_A}\color{red}{\sigma_{P}}\)
73頁最下段の式
Cov(βiRM,εi)⏟=0\(\underbrace{\mathrm{Cov}(\beta_{i} R_{M}, \varepsilon_{i})}_{\mathbf{= 0}}\)
2Cov(βiRM,εi)⏟=0\(\underbrace{\color{red}{2}\mathrm{Cov}(\beta_{i} R_{M}, \varepsilon_{i})}_{\mathbf{= 0}}\)
79頁3.1節 計算結果の出力例の直後の段落
また,冒頭に付いている[1]は,最初の表示結果であることを意味する.もし同じコードから複数の結果が続けて表示される場合,[2],[3]とこの番号が増えていく.
また,冒頭に付いている[1]は,その表示行の先頭がベクトルの第1要素であることを意味する.複数行に分かれて表示される場合,各行の先頭要素の番号が角括弧内に表示される.
90頁3.1.3節 第1段落(type引数の説明.段落末尾まで差し替え)
Rにはline()関数といって,折れ線グラフを描くための関数も存在しているが,…line()関数は単にplot()関数にtype = "l"を追加したのと変わらない
また,Rにはlines()関数といって,既に描いたグラフに折れ線を追加する関数も存在している.新しい折れ線グラフを描くには,plot()関数にtype = "l"を指定する.
104頁3.3.2節 コードch03_23の直前の段落
割引率はR^(i - 1)で計算される
割引計算では(1 + R)^(i - 1)で割る
106頁コラム3.6 変数名の付け方
単語を繋げる際にハイフンを入れるか
単語を繋げる際にアンダースコアを入れるか
108頁3.4.1節 (3.1)式の直後
3.1.3節のコードch03_08
3.2.3節のコードch03_18
115頁3.4.4節 コードch03_32の説明
回数をNとして定義すると,Nは,例えば
回数をNとして定義すると,N:1は,例えば
133頁コードch03_58の下から5行目 (ggplot2の仕様変更による修正)
size = 0.5
linewidth = 0.5
135頁演習9の1行目
NPVが狭義に正の場合のみ
NPVが広義に正の場合のみ
135頁演習6の1行目
3.1.3節のコードch03_07
3.1.3節のコードch03_08
144頁脚注4
install.package("tidyverse")
install.packages("tidyverse")
146頁4.2.2節 read_csv()関数のメリット⑶
列名を勝手に(X.1, X.2, X.3などのように)変換しない
列名を勝手に(X1, X2, X3などのように)変換しない
147頁4.2.2節 メリット⑶の説明
X.1, X.2, X.3と勝手に列名を変更してしまう
X1, X2, X3と勝手に列名を変更してしまう
160頁脚注10
例えばrep(0, N_years)と初期化しても
例えばrep(0, length(year_set))と初期化しても
164頁コードch04_23の出力結果(列名)
film_ID
firm_ID
165頁コードch04_24の最終行
## 1 1520.647
## 1 166027.
167頁4.6.1節 第2段落
先ほど読み込んだfinancial_data.csvには
先ほど読み込んだch04_financial_data.csvには
168頁4.6.1節 (4.1)式の直後
四つの変数は元々financial_data.csvに含まれているため
四つの変数は元々ch04_financial_data.csvに含まれているため
169頁コードch04_27の出力結果(列名)
film_ID
firm_ID
170頁脚注15
データが昇順に並んでいたり途中で抜けていたりする場合
データが昇順に並んでいなかったり途中で抜けていたりする場合
192頁コードch05_06の下から2行目
scale_y_discrete(expand = c(0, 0)) +
scale_y_continuous(expand = c(0, 0)) +
223頁5.5.4節 両側検定のp値の式
P(T≥|t|)\(P(T \geq |t|)\)
P(|T|≥|t|)\(P(\color{red}{|}T\color{red}{|} \geq |t|)\)
223〜224頁5.5.4節 本文の2箇所および脚注11(対立仮説の記法)
μ0≠0,μ0>0,μ0<0\(\mu_0 \neq 0\),\(\mu_0 > 0\),\(\mu_0 < 0\)
μ≠0,μ>0,μ<0\(\mu \neq 0\),\(\mu > 0\),\(\mu < 0\)(添字の0を削除)

添字の0を削除

231頁5.6.3節 tidy()関数の出力結果の説明
statistics列には
statistic列には(末尾のsを削除)
231頁5.6.3節 glance()関数の出力結果の説明
全ての係数がゼロであるかどうかを検定するF統計量,それに対応する両側検定のp値
切片以外の全係数がゼロであるかどうかを検定するF統計量,それに対応するF検定のp値
240頁演習8のヒントの末尾
start_with()
starts_with()
247頁コードch06_07の出力結果の1行目
# A tibble: 60 x 2
# A tibble: 60 x 4
253頁コードch06_13の出力結果(列名)
Me_rank10
ME_rank10
278頁6.3.4節 コードch06_31の直前
年当たりの平均構成銘柄数(mean_N_stock)
年当たりの平均構成銘柄数(mean_N_stocks)
280頁6.3.4節 コードch06_34の直前
棒グラフの表示にはggplot2のgeom_bar()関数を用いるが
棒グラフの表示にはggplot2のgeom_col()関数を用いるが
292頁一つ目の式の2行目
Cov[R^A,εA]⏟誤差項は期待値ゼロで各ファクターと無相関\(\underbrace{\mathrm{Cov}[\hat{R}_{A}, \varepsilon_{A}]}_{\substack{\textbf{誤差項は期待値ゼロで} \\ \textbf{各ファクターと無相関}}}\)
2Cov[R^A,εA]⏟誤差項は期待値ゼロで各ファクターと無相関\(\color{red}{2}\underbrace{\mathrm{Cov}[\hat{R}_{A}, \varepsilon_{A}]}_{\substack{\textbf{誤差項は期待値ゼロで} \\ \textbf{各ファクターと無相関}}}\)
293頁演習4 過去最大資産額の定義式
W¯t=maxt′<tWt\(\bar{W}_t = \max_{t' < t} W_t\)
W¯t=max0≤t′≤tWt′\(\bar{W}_t = \max_{\color{red}{0 \leq t' \leq t}} W_{\color{red}{t'}}\)
303頁コードch07_03の出力結果の5行目(firm_IDが5のbeta_M)
0.538
0.583
305頁コードch07_06の3行目
scale_y_discrete(expand = c(0, 0)) +
scale_y_continuous(expand = c(0, 0)) +
328頁solve.QP()関数の引数対応表の見出し
solve.Qp()
solve.QP()
328頁二次計画問題の制約式(式および本文),ならびに引数対応表のAmatの行

制約式

Amatb≥bvec\(\boldsymbol{A}_{mat}\boldsymbol{b} \geq \boldsymbol{b}_{vec}\), \(\begin{pmatrix}\boldsymbol{\mu}' \\ \boldsymbol{1}_N'\end{pmatrix}\)

引数 Amat

(μ′1N′)\(\boldsymbol{A}_{mat}\boldsymbol{b} \geq \boldsymbol{b}_{vec}\), \(\begin{pmatrix}\boldsymbol{\mu}' \\ \boldsymbol{1}_N'\end{pmatrix}\)

制約式

A′matb≥bvec\(\boldsymbol{A}\color{red}{'}_{mat}\boldsymbol{b} \geq \boldsymbol{b}_{vec}\), \(\color{red}{(\boldsymbol{\mu}\ \ \boldsymbol{1}_N)}\)

引数 Amat

(μ1N)\(\boldsymbol{A}\color{red}{'}_{mat}\boldsymbol{b} \geq \boldsymbol{b}_{vec}\), \(\color{red}{(\boldsymbol{\mu}\ \ \boldsymbol{1}_N)}\)
367頁8.3.4節 出力結果の直後の段落
relative_daysが-N2までのデータ
relative_daysが-N2未満のデータ
369頁8.3.5節 第1段落
推定ウィンドウのデータフレームevent_window_data
イベント・ウィンドウのデータフレームevent_window_data
372頁8.3.5節 pnorm()関数の説明
累積密度(下側確率)
累積分布関数(下側確率)

軽微な誤字・脱字や表記の統一など,内容の理解やコードの実行に影響しない修正は省略しています.

補足・データの注記

140頁 四半期財務報告制度の改正

第4刷で脚注を追加

140頁 4.1.2節で説明している四半期報告書は,本書初版刊行後の制度改正により廃止された.第4刷では「四半期報告書」の初出に次の脚注を追加している.

「本書初版刊行後の2023年11月の金融商品取引法改正により,2024年4月1日以後に開始する四半期会計期間から,四半期報告書の提出は不要となり,第1・第3四半期の決算開示は,取引所規則に基づく四半期決算短信に一本化された.第2四半期(中間期)については,決算短信に加え,半期報告書を中間期末後,原則45日以内にEDINETを通じて提出することが義務付けられている.」

株価データの無リスク金利について

すべての刷をご利用の方へ · ch05_stock_data.csv

5章以降で用いる株価データch05_stock_data.csv自体で,同年同月のデータであるにもかかわらず,銘柄ごとに無リスク金利R_Fの値が異なるというデータ作成時の手違いが存在しています.初版(279頁)のコードch06_33の出力結果において,R_Fの値が企業ごとに異なっているのは,これが原因です.ただし,この問題は本書のエッセンスには影響しませんので,読み進める上でデータやコード自体を修正する必要はありません.

何かお気づきの点がありましたらお知らせいただければ幸いです.