労働経済学入門
大竹文雄


出版:日経新聞社
定価:本体830円+税
ページ数:198ページ
ISBNコード:4-532-10762-8
発行:1998年4月16日 1版1刷
    2001年7月 9日
 1版2刷


<目次>
 <1版1刷 正誤表>練習問題今井亮一氏作成)>



<目次>

第1章 労働経済学入門 11
1 労働市場 12
2 労働市場の動き 17
第2章 労働市場をみる 21
1 賃金と雇用量はどう決まるか 22
2 市場の受給バランスの変化 28
3 独占的な労働市場 37
第3章 労働供給とは 41
1 労働力の測り方 43
2 労働供給関数 50
3 家計生産モデル 54
第4章 労働需要の決まり方 63
1 生産要素としての労働 64
2 雇用調整 72
第5章 年功賃金制度 79
1 「年功」賃金制度とは 80
2 年功賃金制度の理論的説明 84
3 人的資本理論による説明 85
4 情報の不完全性と年功賃金制度 90
5 資本市場の不完全性と年功賃金 93
6 「ねずみ講」としての年功賃金 95
第6章 長期雇用制度 97
1 長期雇用制度の特徴 98
2 長期雇用制度のメリット、デメリット 106
3 長期雇用を促進する制度 109
4 日本人の離・転職率が低い理由の文化的要因 114
第7章 労働者のキャリアと昇進 115
1 労働者のキャリア 116
2 査定と昇進・賃金決定 119
第8章 労働組合の役割 125
1 企業別組合 126
2 組合の生産性効果 135
第9章 さまざまな賃金格差 137
1 労働環境と賃金格差 138
2 学歴間の賃金格差 143
3 産業間・規模間の賃金格差 152
4 男女間の賃金格差 160
第10章 失業と労働市場 167
1 「失業」とは 168
2 ジョブサーチの理論 174
3 異時点間の代替性 177
4 部門間移動 179
5 効率賃金仮説 180
6 インフレーションと失業のトレードオフ 181