• 科目名：会計理論分析（旧：情報の経済学と会計学） 　　
• 対象：大阪大学大学院経済学研究科 　　
• 日時：前期火曜3限 　　
• 教室：32番教室（505セミナー室から変更）

連絡事項（日付は書き込んだ日です）

• [05/06/2020] 　　　　
  • 2020年度になって気付きましたが，授業の正式名称は「理論会計分析」でした。 　　　　
• [07/24/2019] 　　　　
  • [07/23/2019]でこの授業は終了しました。参加の皆さん、お疲れ様でした。
  • 「更新，補足資料・情報」を更新 　　　　
• [07/17/2019] 　　　　
  • 「講義内容メモ・予定」と「更新，補足資料・情報」を更新 　　　　
• [07/10/2019] 　　　　
  • 「講義内容メモ・予定」と「更新，補足資料・情報」を更新 　　　　
• [06/19/2019] 　　　　
  • 「講義内容メモ・予定」を更新 　　　　
• [06/12/2019] 　　　　
  • 「講義内容メモ・予定」を更新 　　　　
• [06/05/2019] 　　　　
  • 「講義内容メモ・予定」と「補足資料・情報」を更新 　　　　
• [05/29/2019] 　　　　
  • 課題#2の解答のスライドをアップしました。最後にFV2000の関連文献もあります。授業時に配布したものから更新しています。 　　　　
• [05/22/2019] 　　　　
  • スライド（準備(2)：Kyle1985）をアップしました。 　　　　
• [05/15/2019] 　　　　
  • スライド（準備(1)：確率統計）をアップしました。 　　　　　　
  • トピック#4を決定しました。 　　　　
• [05/12-13/2019] 　　　　
  • 課題#2（5月28日火曜〆切）をアップしました。[05/13/2019]に修正したものをアップし直しました。 　　　　　　
  • 予定を少し入れ替え・変更しました。 　　　　
• [05/08/2019] 　　　　
  • GMMW2019の理論パートのレジュメをアップしました。 　　　　
• [04/26/2019] 　　　　
  • 「補足資料・情報」コーナーに、トピック#1：企業価値評価の補足資料を追加しました。 　　　　
• [04/24/2019] 　　　　
  • 第1-2回レジュメ最終ページの課題#1の解答をアップしました。 　　　　
• [04/17/2019] 　　　　
  • 第2回に配布した練習問題（改訂版）をアップしました。 　　　　
• [04/10/2019] 　　　　
  • このページを作成しました。 　　　　　　
  • 教室が32番教室に変更になりました。参考（pdfファイル） 　　　　　　
  • 注：レジュメは気が向いたらアップします。 　　　　

講義内容メモ・予定

• 授業で取り上げるトピック 　　
  • トピック#1：企業価値評価 　　　　
  • トピック#2：利益マネジメント 　　　　
  • トピック#3：戦略的監査論 　　　　
  • トピック#4："Is Accounting an Information Science?" 　　

回数	内容	資料	報告者
1	イントロダクション トピック#1:会計情報を用いた企業価値評価(1)(2)	シラバス スライド（課題#1はスライドの最後）	椎葉 椎葉
2	トピック#1:会計情報を用いた企業価値評価(3)	追加練習問題	椎葉
3	トピック#1:課題#1の解説 トピック#1:GMMW2019の理論パート	課題#1の解答 レジュメ（GMMW2019の理論パート）	椎葉 椎葉
4	トピック#1:GMMW2019の実証パート	レジュメ（GMMW2019の実証パート）	授業参加者
5	トピック#2:準備(1)：確率・統計	スライド（準備(1)：確率・統計） 課題#2	椎葉
6	トピック#2:準備(2)：Kyle1985	スライド（準備(2)：Kyle1985）	椎葉
7	トピック#2:課題#2解説 トピック#2:FV2000	課題#2の解答 口頭・板書による解説（FV2000の3節以外） レジュメ（FV2000の3節）	椎葉 椎葉 授業参加者
8	トピック#2:FZZ2018	レジュメ（FZZ2018の2節） 口頭・板書による解説（FZZ2018の2節以外）	授業参加者 椎葉
9	トピック#2:AK2018（少しだけ） トピック#2:Stein1989（スライド配布だけ） トピック#3:太田2016	口頭・板書による解説 スライド（Stein1989） レジュメ（太田2016）	椎葉 椎葉 授業参加者
10	トピック#3:太田2010b（Ohta2008）	レジュメ（太田2010b）	授業参加者
11	トピック#3:EW2019	レジュメ（EW2019）	授業参加者
12	トピック#3:EW2019	レジュメ（EW2019）	授業参加者
13	トピック#4:準備(1)：不確実性下の意思決定 トピック#4:準備(2)：資産価格理論の基礎	スライド（非公開） スライド（非公開）	椎葉 椎葉
14	トピック#4:準備(3)：情報理論の基礎の基礎	スライド（非公開）	椎葉
15	トピック#4:FL2019（3.3節まで） トピック#4:FL2019（3.4節-4節）	スライド（非公開） レジュメ（FL2019）×3	椎葉 授業参加者×3人

補足資料・情報

• トピック#1:会計情報を用いた企業価値評価 　　
  • 会計情報を用いた企業価値評価(1)(2)(3)のフルバージョンのスライド。授業時に配布したものはこのスライドを抜粋・一部加工したものです。配布したスライドの数式番号が飛んでいるのはこのためです。 　　　　
  • 授業では扱えなかったその他の研究は，会計情報を用いた企業価値評価(4)のスライドを参照してください。授業では配布しません。[04/26/2019]更新。 　　　　
  • 授業では扱えなかった対数線形のモデルについては，こちらのページにリンクがあります。[04/26/2019]更新。 　　
• トピック#2:利益マネジメント 　　
  • BGM2018の論文に関しては授業では取り上げないが，私が主催しているHARSにおいて5月24日金曜4時限に博士後期課程院生が関連する報告を行なうので興味があれば参加してください。情報はこちら。 　　　　
  • 7月28日日曜13:30-15:00に大阪大学・豊中キャンパスにて，慶應義塾大学・太田康広先生主催の分析的会計研究会において，博士後期課程院生がBGM2018を報告します。興味があれば参加してもらって構いませんが，事前に私まで連絡ください。[06/05/2019]更新。 　　
• トピック#4:"Is Accounting an Information Science?"，トピック#4:準備(2)：資産価格理論の基礎 　　
  • 本来のトピック#4とは関係ないが，その準備(2)で説明した「資産価格理論の基礎」の基本的な内容は，たとえば次の論文を読むときなどに必要になる。Penman, Stephen H. and Zhu, Julie, An Accounting-Based Asset Pricing Model and a Fundamental Factor (May 1, 2019). Available at SSRN: https://ssrn.com/abstract=3393068　[07/09/2019]更新。 　　　　
  • [07/16/2019]の授業のベースは次の書籍の第1章第1節です。 甘利俊一, 2011, 『情報理論』筑摩書房.　[07/16/2019]更新。 　　　　
  • [07/16/2019]の授業で少し説明したLev (1967)の論文は以下です。その下の Bernhardt and Copeland (1970, JAR)はコメント論文です。参考まで。[07/16/2019]更新。 　　　　
    • Lev, B., 1968, "The Aggregation Problem in Financial Statements: An Informational Approach," Journal of Accounting Research 6(2), pp. 247-261. （Lev教授の初の公表論文，「あの」Ball and Brown (1968)と同じ号に掲載されています） 　　　　　　
    • コメント論文もあります。Bernhardt, I., and R. M. Copeland, 1970, "Some Problems in Applying an Information Theory Approach to Accounting Aggregation," Journal of Accounting Research 8(1), pp. 95-98. 　　
    　　

授業時に主として参照する予定の文献

• トピック#0：はじめに 　　　　
  • 太田2010a: 太田康広「分析的会計研究へのいざない」，太田康広編, 2010, 『分析的会計研究』中央経済社，第1章所収。 　　　　
• トピック#1：企業価値評価 　　　　
  • GMMW2019: Gao, Z., J. N. Myers, L. A. Myers, and W.-T. Wu, 2019, “Can A Hybrid Method Improve Equity Valuation? An Empirical Evaluation of the Ohlson and Johannesson (2016) Model,” The Accounting Review In-Press. 　　　　
• トピック#2：利益マネジメント 　　　　
  • Kyle, A. S., 1985, "Continuous Auction and Insider Trading," Econometrica 53(6), pp. 1315-1335.（椎葉淳・高尾裕二・上枝正幸(2010)『会計ディスクロージャーの経済分析』同文舘出版，第4章も参照．） 　　　　　　
  • FV2000: Fischer, P. E., and R. E. Verrecchia, 2000, “Reporting Bias,” The Accounting Review 75(2), pp. 229-245.
  • FZZ2018: Ferri, F., R. Zheng, and Y. Zou, 2018, "Uncertainty about Managers' Reporting Objectives and Investors' Response to Earnings Reports: Evidence from the 2006 Executive Compensation Disclosures," Journal of Accounting and Economics 66(2-3), pp. 339-365.
  • AK2018: Armstrong, C. S., and J. D. Kepler, 2018, "Theory, Research Design Assumptions, and Causal Inferences," Journal of Accounting and Economics 66(2-3), pp. 366-373.（FZZ2018のコメント論文） 　　　　　　
  • Stein1989: Stein, J. C., 1989, “Efficient Capital Markets, Inefficient Firms: A Model of Myopic Corporate Behavior,” Quarterly Journal of Economics 104(4), pp. 655-669.
  • （BGM2018: Beyer, A., I. Guttman, and I. Marinovic, 2018, “Earnings Management and Earnings Quality: Theory and Evidence,” The Accounting Review, In-Press.） 　　　　
• トピック#3：戦略的監査論 　　　　
  • 太田2016：太田康広, 2016, 「ゲーム理論からみた不正会計」『企業会計』第68巻第6号，pp. 26-35.
  • Ohta2008（太田2010b）: Ohta, Y., 2008, “On the Conditions under which Audit Risk Increases with Information,” European Accounting Review, 17(3), 559-585.（太田康広, 2010b, 「監査人の情報取得と監査リスクの増加」，太田康広編, 2010, 『分析的会計研究』中央経済社，第8章所収。）
  • EW2019: Ewert, R. and A. Wagenhofer, 2019, “Effects of Increasing Enforcement on Financial Reporting Quality and Audit Quality,” Journal of Accounting Research 57(1), pp.121-168. 　　　　
• トピック#4："Is Accounting an Information Science?" 　　　　
  • FL2019: Fellingham J., and H. Lin, 2019, "Is Accounting an Information Science?" Journal of Accounting, Economics, and Law: A Convivium, forthcoming. 　　　　

参考ウェブサイト

• 椎葉主催の研究会：HARS (Handai Accounting Research Seminar) 　　　　
• What is accounting research? (Brigham Young University) 　　　　
• Prof. Jeremy Bertomeu, UC San Diego, Accounting Ph.D. seminar 　　　　
• Prof. Steven J. Huddart, Penn State University, ACCTG 597E Research Seminar in Analytical Models 　　　　
• Prof. Robert M. Bushman, University of North Carolina, PhD Seminar