2004年度  (学部)上級エコノメトリックス(後期)
         (大学院)エコノメトリックスU      のページ

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受講者は掲示板と同様、定期的にこのページも確認するようにしてください。


講義計画(1/27現在:随時更新するので確認のこと)

太字で示した講義日の講義内容は実際に行った内容、細字で示した講義日の講義内容は予定を表している。

回数 講義日 講義内容 教科書等参照箇所
(G: Greene(2003))
(H: Hayashi(2000))
備考
10月 6日(水) §1 準備&イントロダクション
 §1.1 econometricsとは何か
 §1.2 計量経済学史概説

【文献追加】
10月13日(水) §2 線形回帰モデルとその推定
 §2.0 線形モデル
 §2.1 OLSE 
G: Ch. 2, 3.2
H: Ch. 1.1, 1.2
【宿題1】
10月20日(水) 台風(暴風警報発令)のため休講
10月27日(水)  §2.1 OLSE(2) G: Ch. 4.1-4.4
H: Ch. 1.3
【宿題2】
11月10日(水)  §2.1 OLSE(3) G: Ch. 5.2.1, A.7,
 D.2
H: Ch. 2.1, 2.3
11月17日(水)  §2.1 OLSE(4) G: Ch. 5.2.2
H: Ch. 2.1, 2.3
11月24日(水)  §2.2 GLSE G: Ch. 10.1-10.2.2
G: Ch.11-12
12月 1日(水)  §2.2 GLSE(2) 【宿題3】
12月 8日(水)  §2.2 GLSE(3)
12月15日(水)  §2.2 GLSE(4)
12月22日(水) 事情により休講
補講 1月 5日(水)  §2.2 GLSE(5) 【補講に出席できなかった受講者へ】
補講 1月 5日(水) §3. 最尤法と検定手法
 §3.1 ML推定量とその性質(1) <概説>
 §3.1 ML推定量とその性質(2) <一致性>
 §3.1 ML推定量とその性質(3) <漸近正規性>
G: Ch. 17.1-17.4
H: Ch. 7.1-7.3
10 1月12日(水)  §3.1 ML推定量とその性質(3) <漸近正規性>(続)
 §3.1 ML推定量とその性質(4) <漸近効率性>

11 1月19日(水)  §3.2 検定論の枠組 (割愛)
 §3.3 漸近検定(1)<概説>
 §3.3 漸近検定(2)<尤度比検定>
G: Ch. 17.5
H: Ch. 7.4
【宿題1、2の解答】NEW!!
【練習問題】
NEW(1/21)
12 1月26日(水)  §3.3 漸近検定(3)<Wald検定>
 §3.3 漸近検定(4)<ラグランジェ乗数検定>
【説明できなかった項目】
【宿題3の解答
補講 講義日未定 §4. 一般化モーメント法(GMM)
 §4.1 GMM概説
  §4.1.1 モーメント法推定量
G: Ch. 18.1-18.3
H: Ch. 3.3-3.4
補講 講義日未定   §4.1.2 GMM推定量 (一致性) 
  §4.1.2 GMM推定量 (漸近正規性)
  §4.1.2 GMM推定量 (漸近効率性)
補講 講義日未定  §4.2 操作変数法との関係
 §4.3 応用例
本年度は扱わない §5. パネルデータの分析
 §5.0 準備(分散分析の復習など)
本年度は扱わない  §5.1 固定効果モデルとランダム効果モデル
 §5.2 応用例
本年度は扱わない §6. 質的変量モデル
 §6.1 logitモデルとprobitモデル
本年度は扱わない  §6.2 Tobitモデル
 §6.3 その他のモデル

補足・注意事項等

第1回 10月 6日(水)講義の補足

【文献追加-1.1】
  本講義では、初級レベルの計量経済学の知識は何らかの形であるものとして、授業を進めていく予定である。
  計量経済学を初めて学ぶ受講者は、2000年度、2001年度の学部「エコノメトリックス」で使用したテキスト、
     浅野・中村(2000), 『計量経済学』, 有斐閣
  に目を通しておくと参考になるだろう。

【文献追加-1.2】
  本講義では、ベクトル・行列を用いて説明を行うが、不安がある受講者は下記の文献が参考になる。
     Greene(2003), Enonometric Analysis, 5th ed., Prentice-Hall のAppendix. A
     Dhrymes(2000), Mathematics for Econometrics, 3rd ed., Springer-Verlag

【文献追加-1.3】
  授業で紹介したeconometrics勃興期に関する文献は
     Roos, C.F. (1933), "Constitution of the Econometric Society," Econometrica, Vol. 1 (1), pp. 106-108.
     Crist, C.F. (1953), "History of the Cowles Commission 1932-1952," in Cowles Commission for Research
       in Economics eds., Economic theory and measurement; a twenty year research report, 1932-1952,
       U. of Chicago. (http://cowles.econ.yale.edu/reports/20yr/his_index.htm からも閲覧可能)
  科学哲学と経済学、econometricsの関係については、例えば
     Dow, S.C. (2002), Economic Methodology: an inquiry, Oxford U.P. のChap.6 "Progress in Economics"
  をみよ。また計量経済学史については、
     Morgan, M.S. (1990), The history of econometric ideas, Cambridge U. P.
  を参照されたい。


第2回 10月13日(水)講義の補足

【宿題1】宿題の提出は10月20日第3回講義終了後。A4サイズの用紙で提出のこと。
  ダウンロード(PDFファイル)


第3回 10月27日(水)講義の補足

【宿題2】宿題の提出は11月10日第4回講義終了後。A4サイズの用紙で提出のこと。
  ダウンロード(PDFファイル)
また、Gauss=Markovの定理(G: pp.47-48)の証明について予習しておくこと。


第7回 12月 1日(水)講義の補足

【宿題3】宿題の提出は12月 8日第8回講義終了後。A4サイズの用紙で提出のこと。
  ダウンロード(PDFファイル)


補講<1月5日(水)>の実施について

授業中に相談したように、新年1月5日(水)10:30〜16:10に補講を行う。
場所は新棟509セミナー室。参加できない受講者は竹内宛e-mailを送付すること。


補講 1月 5日(水)講義の補足

【補講に出席できなかった受講者へ】
 補講の講義ノートの作成する予定であったが、内容はGreeneのテキストにほぼ沿った形になっているので、
Greene(2003)の以下のページで代替する。必ず読んでおくこと。
 §2.2 GLS(5): Ch. 12.5 (pp.265-267), 12.7(pp.268-271)
 §3.1 ML推定量とその性質: Ch. 17.1-17.4(pp.468-483), 特にCh. 17.3-17.4.5b(pp.470-479)


第11回 1月19日(水)講義の補足 (1/22追加)

【宿題1、2の解答】 ダウンロード(PDF ファイル)

【練習問題】 理解の確認のため、Greeneのテキストの次のExcercisesを解いておくことを勧める。(特に*印のついたもの)
  Ch.11: Excercises 1*, 3, 7*
  Ch.12: Excercises 2*, 3
  Ch.17: Excercises 2, 4*, 5*
 また昨年(2003年)度の授業の【練習問題4】も理解の確認になる。(解答はここから(Q1)(Q2)
 (注意:昨年の練習問題4でQ2の小問2は、「帰無仮説 p=q、対立仮説p≠q」に変更のこと


第12回 1月26日(水)講義の補足

【授業中説明できなかった項目】
 授業で指示したとおり、GreeneのテキストのCh. 17.5.4 (pp.490-492), Ch. 17.6.1 (pp.492-496)を
 読んでおくこと。

【宿題3の解答】 (完全版)ダウンロード(PDFファイル) (1/27追加)

【漸近検定の関係について】
 授業中の説明が不十分であったようなので補足すると、
 3つの漸近検定の関係として
  W≧LR≧LM 
 が成立するのは、線形回帰モデルにおいてです。
 これは Berndt and Savin (1977, Econometrica)によって示されています。
 (練習問題4は線形回帰モデルでないので、この関係は満たされません。)


追試験日程について 【重要】(2/14更新)

 M2対象: 2月14日(月) 12:30〜14:00 新棟509セミナー室(終了)

 M2以外対象: 2月16日(水)または2月17日(木)午後を予定
           追試験該当者(M1)はメールで竹内まで都合の悪い時間を申告のこと
           両日とも都合のつかない場合には14日の追試を受験してもよい。その場合にも
           メールで連絡のこと。 
           2月17日(木) 13:00〜14:30 新棟509セミナー室 
           上記日程で都合が悪い受講者は15日16:30までにメールないし電話で連絡のこと。
           (電話の場合には連絡先を留守電に残しておくこと)
           その場合は代替試験を16日に行う。(時間、場所については個別に連絡するとともに
           竹内研究室前に貼り出しておく。)

 【お詫び】本試験の成績が60点未満のものを機械的に追試対象者としたが、
        限りなく60点に近い受験者が1名いたことを見落としていた。この者より次に
        成績の高いものとの得点差が5点以下であるのに対し、この者より次に
        成績が低いものとの得点差が10点以上であるため、この者を合格と見なしても
        問題はないものと判断した。
        よって、この者を本試験の追加合格者として掲示するとともに、本人に連絡した。
        この不手際についてお詫びする。


追試験結果および追々試験日程について 【重要】

 追試験結果の合格者を竹内研究室前に貼り出したので、該当者は確認のこと。
 また、追試験の結果も芳しくなかったため、追試験で40点以上の得点をとったものに限り、
 追々試験を行うことに決定した。
 2月22日ないし23日に実施する予定である。該当者は18日昼までにメールないし電話で連絡のこと。


補講日程について 【重要】(2/23 12:10更新)

 補講を2月23日(水)、24日(木)の午後 または 2月28日(月)の午前に行う予定である。
 参加希望者は竹内研究室前の調査シートに出られる日を記入すること。

 補講を
  2月24日(木)午後1時30分〜午後4時30分 於 新棟607中会議室
       と

  28日(月)午前10時30分〜午後12時30分 於 新棟509セミナー室 (24日で終わらない場合)
 に行う。教室の確保の関係で連絡が遅くなったことをお詫びする。


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