2008年度 (学部)上級エコノメトリックスU
(大学院)エコノメトリックスU のページ
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受講者は掲示板と同様、定期的にこのページも確認するようにしてください。
講義計画(3/18現在:随時更新するので確認のこと)
太字で示した講義日の講義内容は実際に行った内容、細字で示した講義日の講義内容は予定を表している。
回数 | 講義日 | 講義内容 | 教科書等 参照箇所 |
備考 | 宿題 |
1 | 10月 1日 | §1 準備&イントロダクション §1.1 econometricsとは何か §1.2 計量経済学史概説 |
【文献追加】 | なし | |
2 | 10月 8日 |
§2 線形回帰モデル §2.1 基礎と推定法 2.1.1 基本モデル 2.1.2 モーメント法 |
Ch. 1.2-1.5(-p.34) | なし | |
3 | 10月15日 | 2.1.3 OLSEの導出 §2.2 線形回帰モデルの幾何的理解 2.2.1 準備:ベクトル空間 |
Ch. 1.5(p.35-), Ch. 2.2(-p.49) |
Q1.11, Q1.20, Q2.4 | |
4 | 10月22日 | 2.2.1 準備:ベクトル空間(続) 2.2.2 OLSEの幾何的理解 |
Ch. 2.2(p.49-), Ch. 2.3(-p.57) |
【文献追加】 | Q2.7, Q2.8 |
5 | 10月29日 | 2.2.2 OLSEの幾何的理解(続) 2.2.3 FWL定理とその応用 |
Ch. 2.3(p.57-), Ch. 2.4(-p.65) |
【第1回宿題解答の訂正について】 | Q2.10, Q2.13 【第1回宿題解答】 (10/30改訂版) |
6 | 11月 5日 | 2.2.3 FWL定理とその応用(続) 2.2.4 Influentialな観測値とレバレッジ[省略] |
Ch. 2.4(p.65-), Ch. 2.5 [Ch. 2.6は各自読んでおくこと] |
【追加資料】 (11/20訂正版) |
Q2.17, Q2.26(オプション) 【第2回宿題解答】 |
7 | 11月12日 |
§3 最小2乗推定量の性質 §3.1 「推定量の良さ」とは §3.2 不偏性 §3.3 一致性 |
Ch.3.1-3.3, Ch.3.4(p.100) |
Q3.2, Q3.9 【第3回宿題解答】 |
|
8 | 11月19日 | §3.4 効率性 §3.5 回帰残差 |
Ch. 3.4-3.6 | Q3.17 【第4回宿題解答】 |
|
9 | 11月26日 | §3.6 Misspecification | Ch. 3.4(p.104), Ch. 3.7 |
Q3.19 【第5回宿題解答】 |
|
10 | 12月 3日 |
§4 仮説検定 §4.1βのOLSEの分布 |
Ch. 4.5(-p.149) [Ch. 4.2-4.4は各自読んでおくこと] |
なし | |
11 | 12月10日 | §4.1βのOLSEの分布(続) §4.2 シミュレーションに基づく検定 |
Ch. 4.5(p.150-), Ch. 4.6 |
なし | |
12月17日 13:00−15:00 (時間注意) |
特別講義 "Introduction to Structural Estimation of Dynamic Discrete Choice Models"(動学的離散選択モデルの構造推定入門) 講師:笠原博幸氏(University of Western Ontario 助教授) |
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12 (代講) |
12月25日 14:30−16:30 (曜日注意) |
§5 区間推定[省略] §6 非線形回帰モデル §6.1 モデル §6.2 MMEの性質 |
Ch. 6.1-6.2 | 【代講の実施について】 【代講の動画について】 |
Q4.10 Q6.2, Q6.6 【第6回&第7回宿題解答】 |
13 | 1月 7日 | §6.3 非線形最小2乗法 | Ch. 6.3, Ch. 6.4(-p.230) |
Q6.8 | |
14 | 1月14日 | §6.3 非線形最小2乗法(続) | Ch. 6.4(p.230-) | なし | |
中間テスト(45分+10分) (出題範囲§2 線形回帰モデル〜§4 仮説検定) |
|||||
15 | 1月21日 | §6.4 Gauss-Newton回帰 | Ch. 6.5, Ch. 6.7 |
【第8回&第9回宿題解答】 【中間試験結果について】 Q6.10 |
|
16 | 1月28日 |
§7 一般化最小2乗法(GLS) §7.1 準備 §7.2 GLSEの解釈 |
Ch. 7.1-7.2 | Q7.2 【追加宿題】 【第10回&第11回宿題解答】 |
|
番外 | 2月 4日 | 期末テスト (出題範囲§2 線形回帰モデル〜§7 GLS) |
【期末試験結果について】 | ||
補講1 | 3月17日 | §7.3 撹乱項が不均一分散のケース §7.4 撹乱項に系列相関があるケース |
Ch. 7.5-7.6 | 【補講日程について】(3/13変更) | |
補講2 | 3月18日 | §7.4 撹乱項に系列相関があるケース(続) | Ch. 7.7-7.8 | ||
補講3 | 3月18日 | §7.5 パネルデータの分析 | Ch. 7.10 | ||
補講4 | 3月19日 | §8 操作変数法 | Ch. 8.1-8.7 | ||
補講5 | 3月30日 | §9 一般化モーメント法(GMM) | |||
補講6 | 3月31日 | §10 最尤推定量 §10.1 最尤推定量とその性質 |
|||
補講7 | 3月31日 | §10.2 尤度比ベースの検定(漸近検定) | |||
削除 | §11 進んだトピックス |
補足・注意事項等
【文献追加-1.1】
本講義では、初級レベルの計量経済学の知識は何らかの形であるものとして、授業を進めていく予定である。
計量経済学を初めて学ぶ受講者は、2000年度、2001年度の学部「エコノメトリックス」で使用したテキスト、
浅野・中村(2000), 『計量経済学』, 有斐閣
に目を通しておくと参考になるだろう。
【文献追加-1.2】
本講義では、ベクトル・行列を用いて説明を行うが、不安がある受講者は下記の文献が参考になる。
Greene(2003), Enonometric Analysis, 5th ed., Prentice-Hall のAppendix. A
Dhrymes(2000), Mathematics for Econometrics, 3rd ed., Springer-Verlag
永田靖(2005), 『統計学のための数学入門30講』, 朝倉出版
【文献追加-1.3】
授業で紹介したeconometrics勃興期に関する文献は
Frish, R. (1933), "Editor's Note," Econometrica, Vol.1 (1), pp.1-4
であるが、その他にも
Roos, C.F. (1933), "Constitution of the Econometric Society,"
Econometrica, Vol. 1 (1), pp. 106-108.
Crist, C.F. (1953), "History of the Cowles Commission 1932-1952,"
in Cowles Commission for Research
in Economics eds., Economic theory and measurement; a twenty year research report, 1932-1952,
U. of Chicago. (http://cowles.econ.yale.edu/reports/20yr/his_index.htm からも閲覧可能)
がある。
科学哲学と経済学、econometricsの関係については、例えば
Dow, S.C. (2002), Economic Methodology: an inquiry, Oxford U.P.
のChap.6 "Progress in Economics"をみよ。
また計量経済学史については、
Morgan, M.S. (1990), The history of econometric ideas, Cambridge U. P.
を参照されたい。
【文献追加-4】
授業で取り扱った、ユークリッド空間、線形部分空間などをさらに理解するには、例えば
佐竹一郎(1997),
『線形代数』, 共立出版 の3章、4章、7章
永田靖(2005), 『統計学のための数学入門30講』,
朝倉書店 の第18講、第19講
が参考になる。
また、線形回帰モデルの幾何的理解の解説したものとして
ウォナコット(田畑・太田訳),
『回帰分析とその応用』, 現代数学社
の14章を挙げておく。
【第1回宿題解答の訂正について】
10月29日講義後に公開した、第1回宿題の解答について受講者より指摘があり、
記法上の誤りがあることが判明した。10月30日14:30に訂正版をアップロードしたので、
それ以前にダウンロードした受講生は再度ダウンロードのこと。
【追加資料】
本日の講義の追加資料(FWL定理の証明に必要な数式展開)はここからダウンロード(PDFファイル)すること。
(追記:タイプミスがあったため、訂正版をアップロードした(11/12 17:20))
【代講の実施について】
当初12月17日に予定していた内容の講義は、12月25日(木)13:00〜15:0014:30〜16:30に4番教室で実施する。
【代講の動画について】(12/26)
代講の動画はDVD-Rに収録してある。随時貸し出すので、希望者は申し出ること。
【中間試験結果について】
1月14日(水)に実施した中間テストの結果(成績分布)はここからダウンロード(PDFファイル)すること。
【期末試験結果について】(2/8 18:00)
期末テストの結果(成績分布)はここからダウンロード(PDFファイル)すること。
中間試験結果と同様のセキュリティをかけているので注意して欲しい。
なお、追試験の予定はない。
番外 補講の補足
【補講日程について】(3/4発表、3/13変更、3/18変更)
3月17日(火)、18日(水)の2〜4時限(10:30〜16:10)、19日(木)の3、4限(13:00〜16:10)に
学内会議のため、補講日程を以下のように変更する。
3月17日(火) 3時限(13:00〜14:30)
3月18日(水) 2〜5時限(10:30〜17:50) 2〜4時限(10:30〜16:10)
3月19日(木) 2〜4時限(10:30〜16:10) 変則3〜4時限(12:30〜16:00)
場所は4番教室で行う。
出席できない受講者については、DVDを貸し出す形で対応する。
【補講日程の追加について】(3/26発表)
3月30日(月) 変則3〜4時限(12:30〜17:00)
3月31日(火) 変則2〜4時限(11:00〜17:00)
場所は4番教室で行う。
出席できない受講者については、DVDを貸し出す形で対応する。